宿曜占星術の相性占い
宿曜占星術における相性占いは、「三九の秘法」を用いて行います。
”自分の宿(本命宿)と他の宿とはお互いにどのような関係であるのか?”
という対人関係の相性を導き出すもので、宿曜占星術の大きな特徴となっています。
その相性別の分類としては、以下の11種に大別されます。
「命・業・胎」、「栄・衰・安・危・成・壊・友・親」
そして「命」以外は、以下の組み合わせに分けられます。
「業・胎」、「栄・親」、「友・衰」、「安・壊」、「成・危」
上記の組み合わせ、例えば「安・壊」の関係の場合だと、自分にとって「安(定)」だった相手に、何かのきっかけで突然「(破)壊」されてしまったり、「(破)壊」の相手から、いつの間にか「安(定)」を得ていたりという現象が頻繁にみられます。
さらに「栄・親」、「友・衰」、「安・壊」、「成・危」の関係には、
「近距離・中距離・遠距離」という距離の概念が加わります。
自分の本命宿から見て「栄・親」、「友・衰」、「安・壊」、「成・危」の関係にあたる宿はそれぞれで6宿ずつあります。
それらを「近距離・中距離・遠距離」と分けるには、命から6つの宿までの距離を見ます。
命に一番近いところが「近距離」。逆に一番遠いところが「遠距離」。真中が「中距離」です。
これらそれぞれの関係には”相性の相互作用”が生まれやすいのです。
これからの記事ではそれぞれの関係において、「基本的相性」、「恋愛の相性」、「結婚の相性」の3つの説明もしていきます。